お供えNGのお花は…
バラやアザミなどです。
これはトゲで怪我をするから。
そんな意味もあります。
近頃は故人が好きだったらバラも
お供えしていますが
その際にはお花屋さんでトゲは取ってもらいましよう。
2: 毒があるお花
代表的なのは彼岸花です。
鱗茎(球根)に強い毒性を持ちます。
また地域により別名を持っていて
火事花(かじばな)・死人花(しびとばな)や
墓花(はかばな)・幽霊花(ゆうれいばな)・蛇花(へびのはな)
などなど別名が数百以上もあるそうです。
こうしてみると別名はあまりいい名前ではありませんね。
しかし、仏教ではお釈迦様が法華経を説かれた際に
これを祝して天から降った四華の1つが曼珠沙華(まんじゅしゃげ)で
法華経で曼珠沙華は天上の花と言われているのです。
3: 香りの強いお花
ユリやカサブランカですね。
これはお仏壇でもお寺さんでもですが
香りがするといえばお線香があります。
お線香の香りの妨げになるからと言われています。
4: つるがあるお花
アサガオ、クレマチス、ジャスミンなどです。
つるがあるものは巻き付いて
離れないですよね。
このことから成仏できない。
とされてNGとされています。
5: 花びらや花粉が落ちやすいお花
花粉が多いカサブランカなどのユリの仲間。
花首から落ちるつばきなどになります。
今は花粉を取り除いてあるユリもありますので
しっかりと確認しましょう。
つばきは花首から落ちるので
縁起が悪いお花とされています。
お供えにはNGのお花たちですが
最近では故人が好きなお花でしたら
お供えしたりします。
その際には花粉やトゲの処理は
しておきましょう。